全国未成線サミット

【第3回 全国未成線サミット】

2021.11.13~14 島根県浜田市で、第3回全国未成線サミットが盛大に開催されました!

コロナ禍で延期されてきた第3回では五新線を含め、6つの団体が参加しそれぞれの活動内容発表され250名の参加者により大いに盛り上がりました。翌日のエクスカーションでは未成線ガイドによりマイクロバス4台で現地をご案内いただけました。また次回、第4回の開催地として「高千穂線」(宮崎県高千穂町)が選ばれ、浜田市長から高千穂町長に引継証が手渡されました。
(https://www.kankou-hamada.org/archives/13274)

 2021年11月13日に浜田市石英文化ホールで、第3回未成線サミットが開催された。(写真ページへ)
NPOからは3名が参加。参加者は250名
第一回のサミットは、我々のNPOが発起人になり五新線で2017年に開催された。第二回は福岡県の赤村の油須原線で開催。
前座と最後に有名な石見神楽の中の「おきな」と「おろち」の見ごたえのある披露があった。(写真)
久保田浜田市長、今福線を生かす連絡協議会田邉会長、島根県松尾副知事の挨拶の後、全国の未成線の活動報告。皆さんいろいろ工夫をして頑張っている。

五新線  NPO五新線    (奈良県)
岩日北線 錦川観光協会   (山口県)
油須原線 赤村トロッコの会 (福岡県)
高千穂線 高千穂町長    (宮崎県)
三江線  NPO江の川鉄道  (島根県)

さらに、島根県立大地域政策学部准教授西藤コーディネーターのもとで未成線の今後についてのパネル討論会が行われた。
最後に、浜田市長から第4回開催地の甲斐高千穂町長へ2年後の次回開催の引継ぎが行われた。(写真ページ)このサミットの発起人として継続して開催されていくことは嬉しく思った。
このサミットは
Youtubeで同時配信。また毎日新聞の地方版、山陰中央新報にも掲載された。

翌11月14日は未成線見学会。 20人乗りのマイクロバス4台計80名で浜田駅8:00出発 
 今福線ガイドの会の人が同乗案内してくれる。隣の下府(しもこう)駅からバスは未成線に入る。しばらくは未成線の路盤をいくが、やがて路盤の通行ができなく、未成線沿いの渓谷に沿った山道を走ることになる。ところどころに橋脚などが見える。(写真ページ)
旧今福線は昭和7年着工のため、曲線も多く、トンネルとアーチ橋の連続でほとんど通行不可のため外から見学。遺構の雰囲気あり。
しばらく行くと新線と旧線の交差点に着く。新線は曲線も少なくトンネルも長く、五新線とよく似ていた。着工年度が新しいと線形もよくなることが分かる。一部区間では3kmほどの周遊ウオーキングを年一回開催とのこと。バスの旅は13:00に浜田駅に到着。

今福線は元校長先生で現在90歳の地元の人が熱心に活動され、今福線ガイドの会が結成され若い後継ぎもできていた。
浜田市民は市の名物として石見神楽の次にこの未成線をあげているとのこと。
当日は浜田駅開業100周年とのことで、浜田駅では久保田市長が1日駅長になり、サミット会場にも駅長の制服で登壇。
ここでは、市長・地元が一丸になって皆さん頑張っている。他の事例発表も含め元気をもらった。
市長は翌日のバスでの未成線見学の見送りにも来ていただき、熱心さを感じた。
新名先生と久保田市長とはこのサミットで懇意になり、今に至っていた。
コロナで1年延期になったが、昨年開催されていたら新名先生も参加できたと思うと残念です。

【第2回 全国未成線サミット】

2018.10.27 福岡県田川郡赤村で、第2回全国未成線サミットが盛大に開催されました!

今回も五新線を含め、6つの団体が参加しそれぞれの取り組みを報告するとともに、今後の課題についても熱く議論されました。翌日のエクスカーションでは「赤村トロッコ」の乗車、木レールもお楽しみいただきました。また次回、第3回の開催地として「今福線」(島根県浜田市)が選ばれ、赤村村長より浜田市長に引継証が手渡されました。

(当日の様子は下のチラシをクリックしてね。)






【第1回 全国未成線サミット】

2017.3.5 五條市西吉野町で「未成線」をテーマとした全国初のサミットが開催され、全国各地より6つの未成線団体が集まり、未成線の利活用による地方創生について語り合いました。会場は地元市民の他、来賓の皆様、各地から参加された応援団など多くの皆様で熱気に包まれました。(当日の様子は下のチラシをクリックしてね。)