2022年1月 (掲載順不同)

 10年前、あるセミナー懇親会での「五條に蒸気機関車を走らせたい」との先生のお言葉が、私の鉄ちゃん心を蘇らせました。
翌朝「蒸気機関車の話が気になって眠れませんでした」とメールすると直ぐに先生から「市長に会って話してくる」とお返事
が参りました。その後は、五新線跡見学、バスツアー、セミナー、有識者会議から五新線再生推進会議、木レール、サミット
、GOJO大学へと至ります。全て新名先生の企画力、行動力、そしてご人脈とご人格のお陰です。先生のご意思乗せた五新線
発の未成線列車は五條から全国へ我々が発車させ続けて参ります。

(株)島津製作所基盤技術研究所 主任 五新線再生推進会議 副理事長 伏見良治


 2012年、新名先生主催の五新線バスツワーに参加して以来、五新線に魅了されました。先生は五新線に蒸気機関車を走らせた
いなど多くの夢を語り、私はそれを現実的な方法で一歩一歩実現することに楽しみを感じていました。
夢を語る先生がいなくなったのが残念ですが、城戸でのトレインパークは実現していきたいと思っています。見守って下さい。

近畿バイオインダストリー振興会議 監事 五新線再生推進会議 専務理事 藤川茂昭



先生の車に同乗し五條に通いました・・・道中は、NPOの活動の話、将来の計画や夢を伺う楽しい一時でした・・・もちろ
ん、タイガースの話題も・・・愛煙家の先生が気兼ねなくタバコを味わう時間でもありました。 そして『ヤマト』のお弁当
を持って会議へ・・・
【9月10日*昔のイギリスの話*・・・先生最後のメールになりました】
ロンドンでは小型の車両を馬が引く馬車がありましたが、SLが登場して廃止されました。
五條市近辺に馬は居ませんか。
森本さんが苦労して整備された拠点から馬車列車が走れば面白いですね。
毎日ではなく月何回か限定して。

元次世代バイオ医薬品製造技術研究組合 五新線再生推進会議 常務理事 二宮保男

 新名理事長はお年を召してからは自動車を処分され、鉄道で五條市までお越しでしたが、ときどき先生の足になり、当方に二宮
さんともども同乗していただいていました。
あるとき先生からヤマトで食事しようとのことで二人きりでお話ししながらお昼をしました。また事務所で会議等終わって帰りに
橋本駅にお送りする際、よく二宮さんと先生は駅前で飲んでおられました。そのとき私の自動車を家において来るようにと言われ
ましたが、駅前まで家からは遠く、いつも実現しませんでした、残念です!
もう一つ心残りはもう9mにも成長したユーカリを見に行きたいとおっしゃっていましたが、これも実現しませんでした。悔やま
れて仕方がありません。

紀南鉄道 代表 五新線再生推進会議 常務理事 森本昌明


 私は2009年に新名先生の講座を引き継ぐ形で奈良先端科学技術大学院大学に赴任しました。それ以来ずっと、色々とお目に
かけていただきました。新名先生は植物バイオの社会実装に向けて、様々なバイオ関連企業を巻き込んだNEDOプロジェクトを
推進するなど、産学連携にご活躍されてきました。新名先生には五新線の活動にも誘っていただき、ユーカリオイルプロジェク
トを始めたところでした。そういった新名先生の役目を少しでも引き継ぐことができればと思っています。まだまだ先生の足下
にも及びませんが、先生に褒めていただけるよう頑張ります。

奈良先端科学技術大学院大学・教授 五新線再生推進会議 理事 出村 拓



 1998年フランス国立パリ13大学医薬学部を卒業し、日本に帰国し植物バイオの専門家である新名教授とお会いする機会
をいただきました。
 2003年のバイオ大賞のひとつである近畿バイオインダストリー賞をいただくにあたり研究で大変お世話になりました。

 アリゾナ州立大学のバイオスフィア2への視察にも同行させていただきました。

 グリーンゴールドバイオシステムという考え方を長きにわたりご指示いただき、私も仕事に先生の考え方を活かしてきました。

 これからは緑が環境的にも一番大切なゴールドになることを心に留め仕事しなさい!といつもおっしゃってくださいました・

 お亡くなりになる10日前にご自宅でお会いした際、本当はPHDを取得して真剣に植物の機能性を社会に活かしてほしかった!
と笑顔で手を強く握っていただいた、その温かさを一生忘れません。

 心からご冥福をお祈りいたします。

(株)サンルイ・インターナショナル 代表  五新線再生推進会議 理事 森田敦子


 新名先生にはじめてお会いしたとき、「五新線に鉄道を走らせたいんや」私は「先生それはいまさら無理でっせ」先生は、
「いや本物ではないよ、それに五條市や紀伊半島の資源を活用して活性化をしたいんや」とのことで、「では協力させてもらい
ます」
 こんなやりとりが最初でした。それから10数年、木レールの製作やこれを使った木レールイベントの開催、トンネル椎茸の
栽培等々、五新線を取り巻くいろんな試みを仕掛けてこられ、五新線はいわば五條市の負の遺産でしたが、今は五條市の活性化の
資産として脚光を浴びるようになりました。これも新名先生の、並々ならぬ情熱のたまものです。今後この情熱の火を消さない
ように、我々一同頑張っていきたいと思います。新名先生、どうか安らかにお眠り下さい。そして我々をお見守り下さい。

NPO大和社中 相談役 五新線再生推進会議 理事 山本陽一

 以下(一社)生産技術振興協会 執行理事 兼 事務局長 五新線再生推進会議の理事 巽昭夫様から
、新名先生を偲んでの先生の遺言と出典 講演録です。


<新名惇彦先生が15年前に書いた遺言>
お正月は「植物力」(新潮選書)を読んで新名惇彦先生を偲びましょう。Amazon 14円
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エジプト文明は5000年,ローマ帝国は2000年,江戸幕府は300年,しかし,石油文明はたぶん150年くらいでしようか.それは人口の
増加と関係してくると思われます.われわれは,たまたま20世紀半ばから生まれ,育っていますが,変な時代にしてしまったと感じて
います.石油のおかげでわれわれは,いい思いもしましたが,20世紀はネガティブな石油の世紀「ブラックゴールド」.そして21世紀
は,植物バイオの世界「グリーンバイオ」,緑の時代にしなければいけないと思います.植物バイオだけがエネルギーだとは申しませ
ん.原子力も太陽光発電も大事です.やはり日本は狭い国で,植物バイオマスは少ない.しかし考えたら,20世紀の日本には石油は
なかったのですが,世界第2位のエネルギー経済大国になりました.それは科学技術のおかげです.今度は植物の科学技術を磨かなけ
ればなりません.そのまま放っておいたら,たぶん20~30年後に日本は貧しい国に成り下がるかもしれません.最後に昨年,私は
「植物力」(新潮選書)という本を出しました.ご一読いただければ幸いです. 植物力 ー人類を救うバイオテクノロジーー

「バイオマスエネルギーが開く社会と産業」新名惇彦 http://seisan.server-shared.com/601/601-11.pdf

日時 :平成22年11月10日(水)10:00~17:00
会場 :島津マルチホール(阪急ターミナルビル 14階)
■開催趣旨
 今回は非バイオ系の研究者・技術者にバイオマスの活用技術の現状、課題、 招待展望を紹介し討論する。 
これまでバイオに限らず、あらゆる科学技術の進歩は異分野の発展と協力により大きく展開してきた。
今回の講師には、 普段使っているバイオの専門用語をできるだけ避けるか一般用語に言い換え、
機械、金属、鉄鋼、建築、運輸、エネルギー、 化学、情報等の異分野の専門家にバイオマス活用の意義、
上流から下流までの技術開発の現状と課題を解説し、異分野の 専門家にも参画して頂く道を開くよう努めて頂きたい。
 セミナーでのコーディネーターはバイオマスの活用に対して、バイオ専門家と異分野技術者の幅広い議論を巻き起こすよう に努める。

その他 講師と講演内容 バイオマス活用の概説
バイオエタノール
神戸大学大学院工学研究科 教授 近藤昭彦 氏

バイオディーゼル
日本のバイオディーゼルの生産量・価格の目標値、今後の技術開発
大阪大学大学院工学研究科 教授 福井希一 氏

バイオマスプラスチックの現状と課題-ポリ乳酸を中心に-
ユニチカ(株)中央研究所 研究開発グループ 上田一恵 氏

環境浄化とバイオマスの有効利用
大阪大学大学院工学研究科 教授 池 道彦 氏

森林バイオマスの活用
中外炉工業(株)バイオマスグループ長 笹内謙一 氏

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(一社)生産技術振興協会  TEL 06-6944-0604
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所内
執行理事 兼 事務局長 巽昭夫 (工学博士)
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